若者がよく使う「ワンチャン」の意味とは?使い方や由来をご紹介

ワンチャンという言葉をご存知でしょうか?

最近若者の間でよく使われている言葉で、聞いたことがある人も多いと思います。

若者だけが使う言葉かと思いきや、実は様々な分野で使われてきた言葉でもあるんです。

ここではワンチャンの意味や使い方を詳しくご紹介します!

スポンサーリンク

ワンチャンの意味

ワンチャンとは、「もしかしたら可能性があるかもしれない」という意味の若者言葉です。

One Chance(ワンチャンス)の”ス”を略した言葉で、大学生を中心に流行しており、「ワンチャンある」という風に使うことが多いです。

また、「とはいえ」という意味の「ゆーて」とセットで使われることもあります。

「もしかしたら可能性がある」という意味のほかにも、「大丈夫かもしれない」という返事や仲間への応援、他にも、おまじないとしても使われます。

現在は、かなりたくさんの意味を持つ便利な言葉として流行しているようです。

結構どんな場面でも使える!

非常に幅広い意味を持っているので、どのタイミングで使ってもだいたいの意味は通じるようです。

使われる場面によって意味が変わるので、間違った捉え方をしないように注意が必要ですね。

では、若者たちが実際どのようにして「ワンチャン」を使っているのか見ていきましょう。

可能性があると言いたいとき

一番よく使われるのは「もしかしたら可能性がある」という意味のワンチャンです。

たとえば、「今日の放課後、カラオケワンチャンいける!」、「テストはヤバかったけど、ワンチャン単位もらえる」というように使います。

また、「破産ワンチャン」のように、ワンチャンを語尾につけて使う場合も「もしかしたら破産する可能性がある」という意味になります。

この場合の可能性の確率は人によってさまざまで、10%未満だという人もいれば70%以上という人もいて、かなり幅が広いです。

「可能性は限りなく0に近いけど存在はしている」という意味のネット用語「微レ存」と似た使い方をします。

相手を励ましたり応援したいとき

「告白しようかな……」、「面接うけてみようかな……」などと悩んでいる人に対して、背中を押す意味で「ワンチャン」を使うこともあります。

「たぶん返事はOKだから、大丈夫だよ」と伝える感じですね。

ただし、人によっては「ほぼ無理だろうけど」というネガティブな意味でとらえることもあります。

相手が少しナーバスになっているようだったら、「大丈夫だよ」とストレートに伝えてあげたほうがいいでしょう。

また、女子高生は自分自身を励ますために「神様、どうかワンチャンお願いします」と、おまじない代わりに使うこともあるようです。

下ネタとして隠語のように使う。

「合コンでワンチャン狙う」などというように使うことも多いです。

この場合は、「お持ち帰り」や「一夜限りの関係」という下ネタとしての意味で使われます。

また、「本気ではなく遊びで付き合っている女の子」や「軽い女」は「ワンチャン女子」と呼ばれる場合もあります。

露出が多いセクシーな服装をしていたり、男性の前でべろべろに酔っぱらったり、ボディタッチが多い女性は「ワンチャン女」認定されやすいそうです。

ちなみに、この下ネタとしてのワンチャンはおじさん世代も使うことがあるようですよ。

ワンチャンの歴史

このように、本当にたくさんの意味があるワンチャンですが、若者がよく使うようになったのは2013年頃からで、結構最近のことなんです。

では、この言葉は一体、どこでどのように使われ始めた言葉なのか、語源を見ていきましょう。

「ワンチャン」の始まりは麻雀!

ワンチャンは、もともとは麻雀用語だと言われています。

麻雀では同じ牌が4つあり、自分が上がるために必要な牌3つがすでに場に出てしまっていて、残った1つの牌に賭けるときに「ワンチャン」を使います。

「このチャンスをモノにすれば、逆転勝利できる」という意味で、「逆転狙ってワンチャン賭ける」と言うことが多いようです。

格闘ゲームでも使われている!

その後、ワンチャンは格闘ゲームの分野でも使われるようになりました。

たとえば、自分のキャラクターのヒットポイント(体力)はもうほとんどなくなって、非常に不利な状態でも、必殺技のゲージが満タンになっていたり、敵を端に追い詰めていたりして、「勝つチャンスはまだある!」と言うときに使います。

若者が使うワンチャンと似ていますね。

麻雀も格闘ゲームも大学生に人気の遊びなので、これらの娯楽に由来しているのもうなずけるような気がします。

派生語がたくさんある!

ワンチャン以外にも、「ツーチャン」、「ノーチャン」という言葉も使われることがあるそうです。

ツーチャンは「two chance」で、ワンチャンよりも可能性が高いときに使い、ノーチャンは「no chance」で、可能性がゼロの時に使うのだとか。

ちなみに、「ノーチャン」と略してはいませんが、人気バラエティ番組の『行列の出来る法律相談所』に出演している本村健太郎弁護士はよく「ノーチャンス」を使っていますね。

また他にも、一部では50%の確率のことを「半チャン」、100%の確率のことを「フルチャン」と言ったりもするようです。

このように、「〇〇チャン」という言葉はたくさん生まれているんですね。

ワンチャンの言い過ぎはうざい!

大学生のほとんどが使う「ワンチャン」ですが、中にはうざいと感じる人もいるようです。

「チャラい」、「イキっている」、「頭が悪そう」と感じている人が大人はもちろん、現役大学生にも多くいます。

特に、会話の中でワンチャンと言う回数が多い人や、やたらとワンチャンを強調して言う人などはうざいと思われていることが多く、陰では笑われているかもしれません。

流行り言葉はついつい使ってしまいがちですが、あくまでも会話の中でさらっと使うようにしましょう。

恥ずかしいワンチャンの間違い

特に大人は、若者と喋っていていきなり「ワンチャン」と言われると「え?どういうこと?」と焦ってしまうこともあると思います。

上述した通り、ワンチャンは非常に幅広い意味で使われていますが、「可能性がある」という意味合いを含んでいると覚えておけばだいたいの場合は理解できるはずです。

ここでは大人がうっかり間違えてしまいそうな例をあげますので、注意点として押さえておきましょう!

犬のことではない!

犬の鳴き声は「わんわん」なので、犬のことを「わんちゃん」と言いますよね。

特に子供がいる家庭や、実際に犬を飼っている人は「犬」というよりも「わんちゃん」と呼ぶことが多いような気がします。

「ワンチャンあるんじゃね?」と言われて、「犬を飼い始めたの?」などと返事をしないように気を付けましょう。

王貞治さんのことでもない!

野球ファンの間ではおなじみですが、元プロ野球選手で監督の王貞治さんのことを「わんちゃん」というニックネームで呼ぶことがあります。

彼は国籍を中華民国に置いており、中国では「王」を「ワン」と呼ぶことから、「ワンちゃん」と呼ばれていると言われています。

また、ミスター巨人軍こと元プロ野球選手の長嶋茂雄さんは、王さんの背番号が1(one)だったことから、「ワンちゃん」と呼んでいるようです。

大学生はそんなに頻繁に王さんの話題は出しませんので、「ワンチャンの活躍してた時代はすごかったぞ~」なんてノリノリで話し出さないように注意しましょう。

 使い方(用例)

・「最近彼とよく目が合うんだよね~」「ワンチャンあるんじゃない?」

・「今日飲み行ける?」「ワンチャンいけるかも!」

・定時で上がれればライブの当日券ワンチャン狙える…。

・湘南に引っ越したら新しい趣味としてサーフィンはじめるのもワンチャンありだな……。

ワンチャンどころかフルチャンで単位落とすな、この講義。

ワンチャン女だと思って口説いてみたけど思ったより身持ち固いな。

・ちょうど新型も出たし、今使ってるの壊れかけだし、買い替えワンチャン

スポンサーリンク

◇シェアする

◇フォローする