とりまの意味
とりまとは、「とりあえずまぁ」を略した若者言葉です。
男女問わず10代から20代を中心に流行しており、文頭につけて使うことが多い言葉です。
かなり適当に使われていて、「あー」や「えっと」の代わりにとりまが使われることもあります。
また最近は、ブログタイトルを「とりま日記」にするなど、「とりま」を形容詞のように使うこともあります。
若者言葉には、「こんにちは=ちわ」、「ていうか=てか」というように、もともと短い言葉をさらに略したり、いい加減な発音にした言葉がいくつかありますが、とりまもその一つだと言えるでしょう。
語源・由来
「とりま」は、もともとギャル語で2006年ごろから使われている息の長い言葉です。
最初は「とり」と言っていましたが、次第に「とりあえずまぁ」のほうが流行しだして「とりま」へと変化していきました。
ネット掲示板やSNSの普及によって、ギャル以外の若者にも広まり今まで使われ続けているんですね。
また、あまりポピュラーではありませんが、とりあえずを略して「とりあ」と言うこともあります。
とりまを使うときの注意点
物事をはっきりと断言することを好まない現代の若者にとって、「とりま」は自分の意思を柔らかく伝えられることができる便利な言葉だと言えます。
しかし、「とりま」は言葉の響きの軽さからか、特にイラっとする大人が多いようです。
そのため、使う場面と相手には注意をしたほうがいいでしょう。
使い方(用例)
・とりま明日10時集合で!
・鍵なくしたけどとりまバイト行こ。
・とりま何とかなるっしょ。
・誕生日サプライズしてもらった!とりま最高でしたありがとう!
・フォロワー増やしたいからとりま自撮りあげよ。