拙速の意味とは

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拙速の読み方

せっそく

拙速の意味

拙速とは、「出来は良くないが、仕事は速い」という意味の言葉です。

ビジネスの場で使われることが多く、日常会話で使うことはめったにありません。

“拙”は、「つたないこと、下手なこと」という意味の漢字です。

また、「未熟な様」というように、へりくだった意味も持っています。

拙を使った言葉では、「技術などが子供っぽくて下手なさま」という意味の稚拙(ちせつ)、自分をへりくだっていう「拙者」などがあります。

拙速という言葉も、ただ「下手だけど速い」という意味だけでなく、「早く終わりましたが未熟です」というへりくだった意味合いを持たせることができるんですね。

反対の言葉(対義語)

拙速の対義語は「巧遅(こうち)」です。

巧遅とは、「出来上がりは優れているが、仕事が遅いこと」という意味の言葉です。

「巧遅は拙速に如かず」は誰の言葉?

「巧遅は拙速に如かず」という言葉があります。

これは、「上手で遅いよりも、下手で速いほうがいい」と言う意味の言葉です。

この言葉は一般的には中国の書物である『孫子』の中で、戦争の戦術について説いたものによると言われています。

しかし一方で、中国南宋の謝枋得(しゃぼうとく)の『文章軌範(ぶんしょうきはん)』という書物に由来しているものだと言う声もあります。

これは、中国の官僚になるための試験について、「試験には制限時間があるから、詩文を作るときは上手くて遅いよりも、つたなくてもいいから早いほうがいい」と説いたものです。

どちらが正しい由来かは明確にはなっていませんが、一応雑学として覚えておくといいでしょう。

使い方(用例)

・この資料はちょっと拙速すぎる。

・彼の拙速な仕事は賛否両論ある。

・新しく配属された部長は拙速主義のようだ。

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