女子高生の流行語「まじ卍」の意味とは?いろいろな使い方や由来を解説

「やばい、マジ卍なんだけど!」

会話でもSNSの書き込みでも最近よくする「卍」という言葉。

最近は若者以外にも、芸人さんがテレビ番組で使っていたりしますよね。

ここでは流行が止まらない「卍」について、わかりやすくご紹介していきます!

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卍の読み方

まんじ

卍の意味

卍(まんじ)とは、主に女子高生の間で流行している言葉の一つです。

卍は、2016年にめざましテレビのココ調で放送された「女子高生流行語大賞」で1位を獲得した言葉です。

また、株式会社AMFによる「JC・JK流行語大賞2017」でも「コトバ部門」で4位入賞を果たしています。

テレビ番組でモデルの藤田ニコルさんが「マジ卍」と発言したことや、SNSで多様な使われ方がされていることによって、女子高生以外でも卍を使う人が非常に増えました。

しかしそんな卍には、実はこれといって決められた意味はない言葉なんです。

卍のさきがけはヤンキーだった!

「あいつ卍じゃね?」というように、調子に乗った行動をしている人や、ヤンキーに対して使うことがあります。

そもそも、卍はもともとヤンキーの人たちが「あいつは強そう」という意味や「喧嘩上等」という意味で使っていた言葉なんだそうです。

不良漫画で有名な『クローズ』でも、「萬侍卍帝国(まんじていこく)」というグループが登場しており、ヤンキー界隈では結構前から使われていると考えられます。

使い方は本当に多様!

卍という言葉自体に決まった意味はないため、人によって使い方はさまざまです。

「使い方は自由」と言っても過言ではないほど、手軽に卍は使われています。

なかでも、「マジ卍」という言い回しが多いようです。

卍を使う場面や相手、その時の気持ちによって、同じ「マジ卍」でも、その時々で意味が全く違うということですね。

ここでは、卍が若者の間でどんな風に使われているのかをチェックしてみましょう。

どんな意味にもなる万能語として

一番多いのは、万能だから「なんとなく」卍を使うパターンだと思います。

卍は若者の間では、喜怒哀楽だけでなく、かわいい、いかしてる、ダサいなどすべての感情を表す言葉になっているそうです。

これまではテンションが上がった時に思わず「卍!」と叫んでしまうような使い方をされていましたが、最近ではテンションが下がっている場合でも卍を使うことがあります。

使い方次第で気分を言い表せる便利な用語として、あまり深く考えずに使っているという感じですね。

「ヤバい」と似たような使い方だと考えるとわかりやすいでしょう。

写真を撮るときの掛け声

「1+1は~?」「2ー!」の新しいパターンです。

写真を撮る人が「マジ~?」あるいは「せーの!」と言い、撮られる人が「卍ー!」と言って使います。

卍(まんじ)の語尾はイ行の音なので、口角が上がっていい笑顔の写真が撮れるみたいですよ。

特に若者は、テンションが上がっているときに「卍」を使うことも多いですから、素敵な写真が撮れそうですね。

絵文字として使うこともある!

SNSでは、卍という言葉に意味がないことを利用して「便利な絵文字」として使う人も増えています。

たとえば、「今週は忙しいぞ卍」という風に書くと、忙しいのが嫌なのか、忙しいから意気込んでいるのかがわからないですよね。

この卍がどういう意味で使われているのかは前後の文脈によって読み解く必要がありますが、たくさんの絵文字の中から気分に合ったものをいちいち選ばなくていい便利さが流行の理由だと考えられます。

よく、そっけない文にならないように”!”などの記号を多用する人がいますが、卍もその1つになったということです。

若い女性に人気のカメラアプリ「SNOW」でも、卍のスタンプが発表され、絵文字としての卍は広がりを見せています。

語源・由来

もともと卍は、ヒンズー教や仏教で用いられるおめでたいマークで、寺院を示す地図記号としても使われている記号です。

記号としての卍が流行しだしたのは、2012年ごろツイッターで「三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルルルル」という顔文字が使われはじめたことによると言われています。

「三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルルルル」は、手を高速回転させながら前へ進んでいる様子を表していて、何かに熱中しているとき、または暴走しているときに使う顔文字です。

話し言葉としての卍の流行源は?

話し言葉としての流行の発信源は、Vine6秒動画で人気を集め、現在はタレントとして活動している大関れいかさんによるものだと言われています。

この動画内での卍について大関さんは「気分の高揚」を表すために使ったそうです。

他にも、若者に人気の藤田ニコルさんなどのタレントや芸人さんが「マジ卍」と口にしていたことによると言う人もいます。

また、響きが似ている「マジ」が変化して「卍」になったという説もあり、どうしてこんなに流行しているのかはあまりはっきりしていません。

卍ポーズも人気!

卍が使われるのは、書き言葉や話し言葉だけではありません。

両腕をクロスさせたり、腕やひじを曲げ全身を使って卍の形を作ったりする「卍ポーズ」が人気を集めているんです。

集合写真でやってみたら、一体感が出て楽しさが倍増しそうですよね。

卍ポーズの写真はインスタグラムにも多く投稿されているので、気になる人はチェックをしてみてください。

卍を使うときの注意点は?

卍は若者の間での流行語なので、大人に対しては伝わらないことがほとんどです。

実際、「マジ卍」は若者の間で2017年爆発的に流行しましたが、国民的に有名な「ユーキャン新語・流行語大賞」では選外でした。

その理由を、「調べれば調べるほど意味がありすぎて混乱し、選考委員が卍になってしまった」と選考委員は語っています。

このコメントはかなりうまく卍を使えているなと思いますが、世間的にはやはり、「卍=意味不明な言葉」ということですね。

外国の人にも配慮して!

また、書き言葉として使うときには外国の人たちに配慮が必要です。

もと「卍」はナチスのシンボルである「ハーケンクロイツ」というマークと酷似しています。

そのため、第二次世界大戦後のヨーロッパでは、「反ナチス」を意味する場合以外での「卍」の使用は禁忌とされ、処罰の対象となっています。

欧米諸国では、卍は幸福のマークではなく、ナチスのシンボルという悪いイメージのほうが強いんですね。

日本の製品を海外に輸出するときも、「卍」のマークがある場合は修正するのだそうです。

海外に知り合いや友人がいる方は、メールなどで不用意に卍を使わないほうがいいでしょう。

人気漫画に登場する「卍解」って?

漫画ファンの中では、「卍解」という言葉で「卍」になじみのある人もいるようです。

これは、人気少年漫画『BLEACH(ブリーチ)』に登場する戦闘技術のことを指し、この場合は「ばんかい」と読みます。

作中での主な武器である刀の名前を呼ぶことで、刀が持つ力を解放できるのですが、その解放された状態のことを「卍解」と言います。

卍解は解放の第二段階で、第一段階は「始解(しかい)」と呼ばれます。

あまり「卍」とは関係ありませんが、もしSNSで「卍解」と書いてあったら若者言葉ではなく、漫画の言葉だと覚えておきましょう。

使い方(用例)

・「写真撮るよ!」「~!」

・「今日のテストかなりだわ」

・「あ~まじ

・「第一志望合格した卍卍卍

・「寝坊した、間に合わないぞ、どうしよう

・「あいつだから好きじゃない、オラついてる人苦手なんだよね」

・「親友と飲んでたとこまでは覚えてるけど、渋谷の路上で一人で起きたから朝から

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