可否の読み方
かひ
可否の意味
可否とは、「いいか悪いか」「賛成か反対か」という意味の言葉です。
日常で使うことはあまりありませんが、ビジネスではよく使わわれる言葉です。
特に、会議や書類で、「いいか悪いか=賛成か反対か」を問いたいときに使われます。
ほかにも、結婚式の招待状などで「出欠の可否」というように、「出席するかしないか」の意思確認として使われることもあります。
使い分けられますか?「有無」や「是非」
可否に似た言葉には、「有無」や「是非」があります。
この二つもよく使われる言葉ですが、使い分けはできますか?
「有無」は、字の通り「あるか、ないか」という意味の言葉です。
「持病の有無」や「恋人の有無」など、ある物事などが存在するかしないかを意味します。
また、「有無を言わさず」と言うと、「相手の承認不承認に関わらず、物事を強いること」という意味になります。
「是非」は、「正しいか正しくないか」という意味の言葉です。
「是が非でも」と言うと、「なにがなんでも」という意味になります。
使い方(用例)
・撮影の可否を確認してください。
・レストランの入り口にはクレジットカード使用の可否が書いてある。
・荒天の時、ワンマン電車の運転の可否は運転手に任されている。