はんなりの意味とは

はんなりの意味

はんなりとは、「華やかで、上品さと気品も兼ね備えている様子」のことです。

ほかにも「粋で知的」や「明るく鮮やか」という意味で使われることもあり、さまざまな意味を持つ京ことばです。

呉服文化の進んでいる京都らしく、もともとは着物の色合いなどに関する表現でした。

しかし、現在では人や食べ物に対しても使われています。

言葉の響きから、「ほんのり」や「かすかに」といった淡いイメージとして使われることが多いですが、本来は「はっきりしているさま」を表す方言です。

ちなみに「上品だけど質素なさま」は、京ことばでは「こうとな」と言います。

はんなりには「ウラ」がない!

京ことばには、ウラに嫌味を込めている言葉が多いですが、はんなりはとてもストレートな褒め言葉です。

もし京都に行って「はんなりしてるね」と言われたら、素直に喜んでいいみたいですよ。

語源・由来

はんなりには、「華あり」が転じた説と、「華なり」が転じた説があり、前者が有力のようです。

よく華やかで美しい人を「華がある」と表現しますよね。

「華」に由来した言葉だとわかると、華やかさや上品さのイメージがしやすいと思います。

使い方(用例)

はんなりした味の和菓子がおすすめのお店がある。

はんなりした色の着物を着ている人がいた。

はんなりした人ですね。

意味ナビMEMO

全国的に知られている言葉なので京都内でもよく使われているかと思いきや、そうではないようです。

現在「はんなり」を使うのは60代以上の方々がほとんどで、若者が使うことはめったにありません。

たとえば、春の桜を見てはんなりとは言うけど、秋の紅葉では言わない、など正しく使おうと思うとちょっと難しい気もしますよね。

また、京都と言えば「〇〇どすえ」といった方言も有名ですが、こちらも「使っているのを聞いたことがない」という若者がほとんどだそうです。

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