つきましてはの意味とは

つきましてはの意味

「つきましては」とは、

  1. 〈話題の対象を指示〉~について、~に関して
  2. 〈接続詞〉そこで、そのため、したがって、そのような事情なので

という意味です。

 「この度、課長がご結婚されます。つきましては、日頃の感謝を込めてお祝いの集いを開きたいと思います。皆様是非ともご参加ください。」

よくある社内メールの文面です。

「つきましては」は『ついては』を丁寧にした言葉なので、このようなビジネスメールや手紙の文中、スピーチなどの”かしこまった場面”で使われます。

聞き手に丁寧な印象を与える便利な言葉なので、意味をおさえて使いこなしましょう!

1.話題の対象を指示「○○につきましては」

 【例文】今月の売り上げにつきましては、ゆとりを持って達成する見込みです。

「○○につきましては」は、○○(名詞)の後に付いて〈話題の対象〉を表します。

言い換えるなら「○○については」「○○に関しては」です。

また、人を話題にする時には使わないので注意が必要です。

(×「部長につきましては~」)

2.接続詞的な用法「つきましては、――」

「つきましては、――」は前文の内容に基づいて話題を次に運ぶ言葉で、〈接続詞〉のような役割をします。

言い換えるなら「そこで」「したがって」などです。

多くの場合、つきましてはの後の文が本題となります。

つきましてはの前後の文の相互関係によって、次の2種類の用法があります。

①原因と結果をつなげる

 【例文】報道によって問題が公となりました。つきましては、本日記者会見を行います。

上記の場合、「つきましては」は〈原因と結果〉をつなぐ接続詞としてはたらいています。

〈原因〉「問題が公となった」→つきましては→〈結果〉「記者会見を行う」

接続詞の「だから」に似た役割です。

②話題を転換する

 【例文】納涼会へのご参加、ありがとうございました。おかげさまで賑やかな集まりとなりました。つきましては、記念写真をまとめてアルバムにしたものを送ります。

上記の場合、つきまして前後の文の内容には(相互関係がないとはいえないものの)、①の原因と結果のような明らかな構造はありません。

この用法では、つきましてをきっかけに〈話題の転換〉をしています。

接続詞の「さて」に似た役割です。

使い方(用例)

コールセンターと「つきましては」

・ご連絡ありがとうございます。ご依頼の件につきましては、ただいま検討中となっております。いましばらくお待ちください。

・この度は弊社製品の不具合により、お客様に多大なるご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。つきましては、不良の見つかった部品の無料交換をさせて頂きたいと思います。

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