粛々との意味とは

粛々の読み方

しゅくしゅく

粛々との意味とは

粛々ととは、

  1. 気持ちが引き締まるほど重々しいさま
  2. ひっそりと静かなさま

のことです。

一言で言うと「厳かな空気」のことを指します。

粛々とした空気は、卒業式やお葬式のように緊張していて重い状況をイメージするとわかりやすいでしょう。

「粛」という字は「身を引き締める、つつしむ」という意味があり、そこから「静か」という意味につながります。

自らすすんで態度や行動を改める〈自粛〉や、厳しく取りしまって不正を排除する〈粛清〉などにも使われるように、なんとなく重たいニュアンスの漢字ですね。

なお、「淡々と」という意味でとらえている人も多いようですが、これは「無駄がなくあっさりしているさま」を指す言葉なので、間違えないようにしましょう。

政治家がよく使う言葉

日常で使うことはあまりない言葉ですが、最近は政治家が「粛々と対応を進める」などと言っているのをよく聞きます。

特に、アメリカ軍基地の辺野古移設問題で沖縄県知事の翁長さんが、菅官房長官の「粛々と」発言を「上から目線だ」と言ったことで取り上げられたのが記憶に新しいです。

本来、この言葉に上から目線のような意味合いはありません。

しかし政治の場面で使われるときは、「反対意見や批判があっても、耳を貸さずにこのまま押し切って進めます」という意味で使われており、高圧的に感じる人もいるようです。

”問答無用”ともとれる厳しい態度をぼやかして伝えたい時に使える、便利な難しい言葉として政治家が愛用しているんですね。

使い方(用例)

粛々とは記者会見でよく聞く言葉。

・卒業式は粛々と行われた。

粛々とスピーチをする代表者。

・やるべきことを粛々と実行していく。

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