温故知新の意味とは

温故知新の読み方

おんこちしん

温故知新の意味

温故知新とは「昔のことを学びなおしたりして、新たな知識を見つけて自分のものにすること」です。

「故きを温ねて、新しきを知る(ふるきをたずねて、あたらしきをしる)」という言葉なら知っているという人もいるかもしれませんが、そこからきた言葉です。

「温ねる」は、ここでは温めるという意味ではなく、〈おさらいする・たずね求める〉という意味を持っています。

古いもの・新しいもののどちらか一方だけを知るのではなく、両方を知るからこそ物事の本質が理解できたり、そこから新しいものが創造できたりするというわけですね。

車も医療も建物も、私たちの生活を豊かにしているあらゆるものは温故知新の精神によってつくられたものだと言えます。

語源・由来

出典は孔子と弟子のやりとりを記録した「論語」という書物です。

その中に、「温故知新、可以為師矣(古くからの教えを大切にして新しい知識を得ていけば、人を教える師となることができるでしょう)」という文があり、それが由来だとされています。

古くからの教えを「基礎」と考えるとよりわかりやすいかもしれません。

人に何かを教えるとき、基礎をわかっていないと教えたとしても雑になったり曖昧なことしか教えられなかったりしますよね。

「古いから嫌」と切り捨てたり、「新しいから良い」といって飛びついたりするのではなく、どちらも尊重し、自分の知識としていくことが大切だというありがたい教えです。

使い方(用例)

学びの姿勢に大切なのは温故知新だ。

温故知新の精神で、研究者としてこれからも活躍していきたい。

温故知新を大切にしないと、技術も文化も滅びていくばかりだ。

温故知新の素晴らしさを教える自治体の活動が取り上げられた。

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