候の意味とは

候の読み方

こう・そうろう

候の意味

候とは、「変化が現れる様子」のことです。

特に、天気や季節を表すために使われることが多い漢字です。

「候」という漢字は〈様子をうかがう〉という意味があり、もとは「斥候(せっこう)」という「敵の様子を観察し、探る兵士」のことを指して使われていました。

敵をじっと見ることから「変化のサインを感じる」という意味にもなっていったんですね。

「兆候」は何かの兆しを感じること、「天候」は天気の動きをうかがうこと。

このように「候」がつく言葉は、〈何かを感じ、変化をうかがう〉という意味のものが多いです。

「時候のあいさつ」って?

時候の挨拶とは、季節ごとの気候に関する挨拶のことで、ビジネス文書などでよく使う定型文です。

「季節が移り変わってくる頃ですね」というような意味合いで使われ、3月なら「早春の候」、5月なら「新緑の候」というように月ごとに決まった言い回しがたくさんあります。

この場合は「こう」と読むことがほとんどですが、ごくたまに「みぎり」と読む場合もあります。

みぎりは女性特有の言葉遣いである「女性言葉」で、意味に変わりはありません。

「〇〇で候」は?

ほとんどの場合は「こう」と読む「候」ですが、実は「そうろう」という読み方もあります。

時代劇などでよく使われますよね。

これはいわゆる「です・ます」で、「である」の丁寧語です。

「〇〇で候」と言っていたら「〇〇です」ととらえれば問題ないでしょう。

使い方(用例)

手紙でよく使われる「候」

・拝啓初秋の、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。

・盛夏の、皆様いかがお過ごしでしょうか。

・このようにしていただきたく存じ上げ

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