鑑みるとは

読み方

かんがみる

鑑みるの意味

鑑みるとは、

過去の実例や手本に照らし合わせて考える。

という意味です。

ただ単に「考える」ではなく「他を参考に考える」という意味があります。

ビジネス文書でよく目にする言葉ですが、正しい意味を理解していなかったり、誤った文脈で使用しているケースがとても多くあるので注意が必要です。

誤用に注意

×「~を鑑みる」

○「~に鑑みる」

「昨年の売上実績鑑みると、この目標設定は低すぎる」のように、

「~を鑑みる」という言葉は誤用であり正しくありません。

正しくは「昨年の売上実績鑑みると、この目標設定は低すぎる」となります。

テレビや評論誌などでも「~を鑑みる」と誤った使い方を目にすることがあります。

先ほどの例文を見ても、一見すると文脈に特に違和感を感じませんね。

しかし、「鑑みる」の本来の意味を理解すると分かりやすいです。

本来の意味は「先例や手本照らして考える」です。

先ほどもお伝えしたように、単に「~考える」という意味ではないのです。

単に「~を考える」「~考慮して」という意味で誤解・混同してしまったことから、

「~を鑑みる」と間違えた文章になってしまったと考えられます。

語源・由来

「鑑」という字は、一文字で「かがみ」と読みます。

手本や模範といった意味があり、「彼はまさに職人の鑑だ」のような使い方をします。

「鑑」を動詞化すると「鑑みる」になります。

また、「印鑑」のように音読みで「かん」とも読みます。

そして、もともとは同じ読み方の「鏡」が語源です。

鏡はご存知のように「容姿や物を写す道具」を意味しますが、鑑と同じく「手本や模範」という意味もあるのです。

現在は、それぞれの意味を正しく伝えるために使い分けされるようになりました。

使い方(用例)

過去の実績を鑑みる

・過去の判例を鑑みると、被告には厳しい判決が下されるだろう。

・野球部の生活態度を鑑みると、我が部はまだまだ努力が足りない。

・前回の失敗に鑑みて、全く別のアプローチをするべきだ。

意味ナビmemo

鑑みるを英語に訳すと「in view of」です。

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