インセンティブの意味とは

インセンティブとは

インセンティブとは、「やる気を引き出すための報酬」です。

辞書の言葉を借りれば「人の行動を促すために外部から与える動機(刺激)」または、「行動を促すために設定する報酬制度」のこと。

「動機」は、”やる気スイッチ”と考えると分かりやすいです。

代表例はプロスポーツ選手の契約

イチロー選手はある年アメリカで、基本年俸に加え打席数に応じた出来高を受け取りました。450打席につき、300万ドルという内容です。

300万ドルの報酬そのものをインセンティブと言い、この時イチロー選手に与えられた「出来高による報酬の仕組み」もまた、インセンティブと呼びます。

インセンティブは、成功報酬。

また、ある企業では成功報酬を設けることで、社員が報酬への期待を動機に労働効率を伸ばしています。

インセンティブは、「頑張る気持ち」を自然と作り出すことの出来る、画期的な仕組みと言えます。みなさんも、あとでご褒美があると思うと、いつもより意欲的に作業に取り組めることってありませんか。

この人間心理は今、ビジネスやマーケティングなど、様々な分野で活かされています。

様々なインセンティブ

イチロー選手と企業の例は『金銭的インセンティブ』と言い表すことが出来ますが、実際にインセンティブとして設定される報酬は次のように多様です。

  • 一時金(報奨金・ボーナス等)
  • 表彰
  • 昇給
  • 昇格
  • 労働環境の改善
  • 自社株の購入権

また、マーケティング分野では、消費者の購買意欲を駆り立てるために、サンプルの配布・プレゼント・キャンペーンの実施などが行われます。山崎パン祭りのシール、ついつい集めてしまいますよね。

広く考えれば、やる気を引き出すきっかけになるような報酬であれば、何でもインセンティブと言えます。「彼女の笑顔を見るために、デートのプランニングを頑張った」場合、「彼女の笑顔」がインセンティブにあたります。

モチベーションとの違い

インセンティブの同義語として「モチベーション」があり、二つはよく比較されます。

違いは、それぞれの効果をもたらす動機が外部的なものか、内発的なものか。

インセンティブは外部からの動機

インセンティブは「外部的動機付け」という性質を持っています。これは、金銭や奨励などの報酬が自分の外から与えられるものであるということを指しています。

モチベーションは内側の動機

これに対してモチベーションは「内発的な動機付け」と言われており、自身の内面に湧いた興味や関心が行動に結びつくとされています。

インセンティブでは成長出来ない?

この二者を比較したとき、「報酬を目的に働くというのは人間そのものの成長につながらないのではないか」とするインセンティブへの批判的な意見も少なくありません。

しかし外部的動機付け(=インセンティブ)が心理学の分野で広く知られ、有用な方法として教育や医療の現場で古くから利用されてきたことも事実。夏休みに子供をラジオ体操へ向かわせるあの「スタンプカード制度」も、一種のインセンティブです。

インセンティブの利用は、人間に行動のきっかけを与えるにはとても効果的な方法です。

インセンティブとモチベーションをバランスよく!

インセンティブ獲得のために取り組んでゆく中で、モチベーションを育ててゆくというのが、賢いインセンティブの取り入れ方と言えます。

使い方(用例)

インセンティブで業績アップ

・「このプロジェクトを絶対に成功させたい。今回は特別に経費を割いて、インセンティブ(報奨性)を高めよう」

インセンティブが働いていない時、極端にパフォーマンスの質が落ちるようでは、仕事によって自己実現を果たしているとは言えない。

・「いつまでも遊んでいないで早く帰って来なさい。17時半までに帰ってきたいい子には、デザートにババロアをつけるわよ。」母親の持ちかけるインセンティブはいつも巧みだ。

意味ナビmemo

 〈今週仕事を〇件処理したら、週末は〇〇と〇〇で食事だ!〉

こんな風に自分自身で動機を設定して「やる気の管理」をしてみるのも、毎日を意欲的に楽しむコツかもしれません。

インセンティブは「外部からの動機付け」であることが重要なので、誰かに頼んで成果を評価、報酬を与えてもらうのも効果的です♪

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