誤植の意味とは

誤植の読み方

ごしょく

誤植の意味

誤植とは、「印刷物の文字や記号が間違っていること」です。

ミスプリントやタイプミスとも言います。

昔は「活版印刷」という一つ一つの文字のハンコを組み合わせて印刷をしており、ハンコを組み合わせて原稿の通りに並べることを「植字(しょくじ)」と呼びました。

そのことから、「文字の配置を誤ること」つまり「印刷の文字を間違えること」を誤植というようになったのです。

活版印刷が廃れた今も、印刷物のミスに対して用いられることが多い言葉です。

誤植の誤用

現在はほとんどすべての言葉の誤りや書き間違いのことを誤植と言いますがこれは本来間違いです。

ウェブサイトなどでの誤変換のことを指すのも厳密にいうと違います。

誤植はあくまでも表記の間違いのことで、言葉の使い方が間違っている場合は「誤用」、字が間違っている場合は「誤字」、パソコンで変換を間違えた場合は「誤変換」など、使い分けられるのがベストです。

しかし、最近はインターネットの普及によって、ウェブ書籍など印刷以外の出版方法もあることから「誤字」や「誤植」の差はなくなりつつあり、誤植の誤用も定着してきています。

誤植が定着することもある

言葉の意味を間違えて使う「誤用」が本当の意味として定着することはよくありますが、誤植によって定着することもたまにあります。

たとえば、「ゴキブリ」。

かつては「御器齧り(ゴキカブリ)」という名前で呼ばれていましたが、明治17年に出版された岩川友太郎の『生物學語彙』という生物学用語集で、ふりがなを「ゴキブリ」と間違えてふってしまいました。

この本は初版しか出版されなかったため間違いが訂正できず、結局ゴキブリと言う名前で定着してしまったのです。

使い方(用例)

現在は書き間違え全般を誤植と言う。

誤植を見つけたので、編集部に連絡をした。

誤植を正す作業を「校正」という。

・かなりきわどい内容の誤植が見つかった雑誌が回収された。

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