煩悩の意味とは

煩悩の読み方

ぼんのう

煩悩の意味

煩悩とは、「人の心をかき乱す欲望」のことです。

勉強しないといけないのにテレビを見てしまったり、お金がないのに洋服を買ってしまうなど、「何かをするときに邪魔になる欲」のことを煩悩と言います。

有名な仏教の教義の一つですね。

原語はサンスクリット語で「心の汚れ」を表す「クリーシャ」で、人の苦しみのもととされています。

煩悩のもとって何?

煩悩の根源は《三毒》と呼ばれるものです。三毒とは、

  • 貪欲(とんよく)……必要以上に求めること
  • 瞋恚(しんい)……思い通りにならないものへの怒り
  • 愚痴(ぐち)……物事の本質や真理に対する無知

のことで、なかでも愚痴が一番の悪とされています。

他にも瞑想修行を邪魔する「五蓋(ごがい)」と呼ばれるものや、それに似た「五下分結(ごげぶんけつ)」などがあります。

煩悩はなぜ108個なの?

煩悩が108個あるというのは常識と言っていいほど知られていますよね。

煩悩の数だけつく除夜の鐘も108回です。

煩悩の数は、

  • 四苦(4×9=36)八苦(8×9=72)を足すと108になる。
  • 1年における月の数(12)と、季節の節目を示す二十四節気と、気象の動きや動植物の変化を示す七十二候を足すと108になる。
  • 日本は昔から「たくさん」を意味するときに8という数字をつけることから(八百万の神など)、100よりもっとたくさんあるという意味で108とした。

など諸説あります。

煩悩は悪いものだと思っている人が多いと思いますが、「欲や怒りが行動するエネルギーになる」と考えている宗派もあり、必ずしも苦しみを生み出すものというわけではありません。

また、その数も宗派によって違いがあり、除夜の鐘を200回以上つくお寺もあるようです。

使い方(用例)

煩悩に注意

・自分の心で煩悩をコントロールできるようになりたい。

・私の兄は煩悩まみれなので貯金が全然できない。

・ネコや赤ちゃんに癒されるのは彼らに煩悩がないからなんだって。

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