バイアスの意味とは

バイアスの意味

バイアス(bias)とは、「偏り・偏見・先入観」のことです。

会話では「彼の考えはバイアスが強い」というような使い方をします。

〈考え方が偏っている=偏見や先入観が強い〉という意味ですね。

他にも服の裾上げや、小物のふちどりをする布状のテープの事を「バイアステープ」と言ったり、アンプなどのオーディオ機器に電圧をかけることを「バイアス調整」と言ったり、様々な分野で使われる言葉です。

人間が生きていくうえで逃れられないものとされていますが、あまりバイアスが強いと人とのトラブルのもとにもなるし、人としてもどんどん歪んでいってしまうので、注意が必要です。

日常的に気を付けたいバイアス

心理学では「認知バイアス」という一種の障害とされているバイアスがあります。

何かの統計や記憶など人間がしやすい間違いで、事実や法的な根拠の信頼性をゆがめてしまうものとされています。

たとえば、普段温厚な人が集団の中では他人の過激な発言などに同調してしまう「リスキーシフト」、お金や自分の時間など投資しても無駄だとわかっているのに投資し続けてしまう「コンコルド効果」も認知バイアスの一種です。

認知バイアスは普段の生活の中にも多分に潜んでいます。

自分が認知バイアスでがんじがらめになっていないか、ちょっと確認してみましょう。

確証バイアス

日常で一番起こりやすいとされているバイアスと言われています。

何かを調べるときに自分の好きなものや信じているものだけを選び、自分にとって不都合な結果は無視してしまうことです。

たとえばネット通販をするときに、いいレビューばかり読んで「自分が買おうとしているものはこんなに素晴らしいんだ」と自分の考えの正しさを強化したり、「B型だから自分勝手でも仕方ない」と友達に対して偏見を持っていませんか?

「自分は正しい」と思い込みすぎてしまうのは確証バイアスが働いている状態です。

たまには自分と考えの違う人と触れ合って、解消していきましょう。

あと知恵バイアス

「絶対そうなると思った」「だからそう言ったのに!」

友達や家族との会話でも、ニュースに対してもこう思う事はよくあると思います。

ミニスカートの女性が痴漢に遭ったニュースや、女癖が悪いことで有名な芸能人の不倫報道など、私たちは知らされた結果をあたかも最初から分かっていたかのように「絶対そうだと思ってた」ということがありますよね。

これが後知恵バイアスです。

このバイアスは、人への不当な評価を招きかねません。

結果ばかりを信じるのではなく、そうなった経緯やこの結果以外の可能性を考えることでこのバイアスは軽くなります。

正常化バイアス

これは、何か大きな災害や事件が起きた時に「自分は大丈夫」と判断してしまうバイアスです。

日本は地震や台風など、自然災害による被害をかなり受けている国です。

つい最近も、九州地方の大雨被害がありましたよね。

そういった今まで経験していない大災害や大事件が起きた時、「ありえない」という先入観が働きすぎてしまい、状況に対して正しい判断ができなくなってしまうのです。

逃げられるはずの状況で逃げ遅れてしまう人はこのバイアスが強くなっている可能性があります。

何事もまずは落ち着いて行動することが大切です。

使い方(用例)

バイアスにとらわれないことが平和への第一歩だ。

・まとめサイトはライターのバイアスが顕著に出てしまうのが課題だ。

・うちの母はニュースを見ているときだけ後知恵バイアスが極端に強くなる。

バイアスにとらわれず生きている彼女は自由な雰囲気で好かれている。

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